バナナを毎日食べることで、様々なメリットがあります。
しかし、正しく知っていますか?
栄養価が高い、美容にいいとよく聞きますが、バナナを毎日食べることで得るメリットはどれぐらいなのか?
今回は、バナナを毎日食べることで得るメリット、デメリットについて、紹介していきたいと思います。
バナナを毎日食べるとどうなる?メリットは?
バナナを毎日食べると栄養があるので健康や美容面での効果が多いです。
また、バナナの1本当たりのカロリーも低い点から、食事制限をされている方でも、そこまで負担になりません。
しかし、そんな栄養価のあるバナナですが、一日に摂取できる適量があります。
バナナは一日3本までが良いとされています。
バナナの栄養素は豊富
ビタミンが、ビタミンB1やビタミンB2、ビタミンB3、ビタミンB6、葉酸などと多く含まれています。
その他にも、カリウムや食物繊維が優れていることがわかります。
カリウムには余分な塩分を排出する効果があります。
この効果で、高血圧やむくみへの悩みがある方にはとてもうれしいはずです。
対して、食物繊維には体への栄養素を吸収する速度が遅くなることで血糖値の急上昇を抑制する働きがあります。
カリウムは、過食部分100gあたり360mgと、林檎の3倍です。
食物繊維は、100gあたり1.1gと、ブドウの2倍以上と豊富に取れます。
バナナにはこのような栄養が含まれているから、優れていることがわかります。
バナナは思ったよりカロリーが低い
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)概要」から引用
バナナは思ったよりカロリーが低いです。
過食部分100gで86kcalと、多くの方が思っているよりも、カロリーは低くなっています。
対して、人が一日の推奨摂取カロリーが、20代~30代の男性は大体2,300~3,050kcal、女性は1,700~2,350kcalと考えて、見るとどうでしょう?
摂取カロリーを計算して食べても、あまり負担はかからない数値です。
バナナは免疫力も活性化
「人の体は、外から侵入しようとするウイルスや細菌、体の中で発生するがんなどを異物として識別し、無害化しようとする抵抗力=免疫力を生まれながらに持っています。」
参考資料:https://www.dole.co.jp/banana/efficacy/
「さらにバナナは、「免疫細胞」と呼ばれる血液中の白血球の働きを促す効果が期待されています。」
参考資料:https://www.dole.co.jp/banana/efficacy/
バナナには、免疫力を活性させる効能があります。
他の果物と比べてもその効果は高く、例として挙げるとみかんやいちごの約5倍以上です。
子供のころに、風邪や病気で体調を崩した際、食べさせてもらった経験ありませんか?
両親祖父母など身近な方々は、バナナが免疫力の活性させることができることを知っていたからです。
私は体調を崩しがちで、体もとても弱かったのですが、物心つく前、よく曽祖父がバナナをすりつぶして食べさせてくれたことを、周りからよく聞きます、
病弱な私が、ここまで生きていられるのもバナナの力だと言って、過言ではないかもしれません。
バナナをあまり食べない方も、免疫力を活性化させるために食べてみましょう。
バナナは消化吸収が良い
バナナと言えば、消化吸収が良い食品と知っている人は多いと思います。
食事も手軽に済ませられ、時間を取らないことから軽食にもうってつけです。
中でも、スポーツ選手が大会中、試合の前後によく食べていることが、知られています。
学生時代に、ゴルフのコースを回っていた際、何人かは練習中や試合途中でエネルギー補充としてバナナを食べていたところを見かけたことがあります。
食べていた人たちは、成績上位者がほとんどで、当時はただの栄養補給として食べていたのだと認識していたのですが、実際はパフォーマンスを上げるために食べていたのだと知り、当時の自分が知っていたらと後悔しました。
バナナを毎日食べるデメリット
今まで、良いところを見てきましたが、逆にバナナを食べ続けることで起きるデメリットも存在します。
大きく分けて、以下の4つになります。
- 毎日食べても痩せる訳ではない。
- 尿路結石になりやすい
- 高カリウム血症になりやすい
- 冷え性になりやすい
毎日食べても痩せる訳ではない
バナナを毎日食べても、必ず痩せるわけではありません。
確かに、バナナには消化吸収が高く食物繊維も豊富なため、痩せるような働きが期待できます。
しかし、食事はバナナだけでなく色々なものを取らなければいけません。
その際に、一日の摂取カロリー以上の食事や栄養が偏った食事を取り続けていれば、太るのは当たり前です。
尿路結石になりやすい
バナナに含まれるシュウ酸を大量に摂取してしまうと尿路結石になる可能性が高いことです。
命の危険性は少ないですが、治療中の期間、しばしば激痛を伴うので、可能な限りなりたくないですよね?
バナナを4本以上食べた場合に発症しやすくなります。
高カリウム血症になりやすい
カリウムを過剰に摂取する事で、起こる病気です。
バナナにはカリウムが豊富に含まれているため、食べすぎてしまうと病気になってしまいます。
嘔吐、不整脈、しびれ、神経症状が出る場合、高カリウム血症になっていると考えるべきです。
こちらもバナナを4本以上食べた場合に発症しやすい病気になります。
冷え性になりやすい
バナナはそもそも南国の果物のため、体を冷やす働きを持っています。
元々冷え性の方には特に注意するべきです。
食べすぎた場合、冷え性の悪化が想定されます。
冷え性の方は一日3本までで、抑えていると良いかもしれません。
朝バナナダイエットとは
一時期流行していた、ダイエット方法の一つです。
この流行により、一時期バナナは近隣のスーパーなどからあまり見かけない日があり、テレビで問題になっていたのを見たことありませんか?
そんな、ダイエット方法ですが、落とし穴があり私の周りにはできない人が多くいたことを記憶しています。
その落とし穴とは、生活習慣が乱れや昼食、夕食の量が増す人です。
朝食をあまりとらなくても、昼食夕食をいつもの倍以上食べてしまえば、結果は明らかです。
それ以外の理由として、バナナを食べすぎてしまうと、必要以上の栄養を取りすぎてしまうため、むしろ体に悪影響を与える可能性があります。
上記のような理由から、ダイエット結果ができなかった人がいると考えられます。
まとめ
ここまでが、バナナを毎日食べることで得られるメリット、デメリットについての紹介です。
バナナをと入れることで、今後の生活習慣の改善するのではないかと考えます。