焼き芋を食べると太ると、考えていませんか?
逆に、焼き芋を食べると痩せることを、耳にしたことがありませんか?
実際に焼き芋を食べることで、どのような効果があるのかを、この記事で紹介したいと思います。
実際は、焼き芋を食べると太るの?
焼き芋を食べることで、太るわけではありません。
逆に、痩せやすい体質に変える働きを持っています。
何故ならさつま芋の栄養素などに、痩せる働きがあるからです。
その理由について、詳しく紹介します。
焼き芋食べることのメリット
焼き芋には、様々な栄養素が含まれています。
栄養素の中でも特筆すべきなのは、
- ビタミンC
- ビタミンB6
上記の二つです。
この二つの効果は、ダイエット効果があります。
ビタミンCとは
「ビタミンCは鉄の吸収促進や免疫力の強化、体内に侵入した異物を代謝する酵素の活性化、抗酸化作用による心疾患予防が期待できるなど、さまざまな役割を持つ栄養素です」
参照URL:https://www.otsuka.co.jp/college/nutrients/vitamin-c.html
ビタミンCには、生活をする上で、消費や不足しがちなものを補える栄養素です。
特に鉄は、現代人には不足しがちなため、摂取しなければいけません。
その他にも、代謝の活性化により、消費カロリー量も増えます。
また、ビタミンCは熱にも強いため、焼き芋をしても分解されずに摂取できます。
過食部分のさつまいも100gあたり、ビタミンCは、29mgの摂取が可能です
1食に必要なビタミンCが、33mgに対して、8割以上の摂取ができることを指します。
ビタミンB6
「肝臓に脂肪が蓄積するのを防ぎ、肝脂肪の予防にも効果を発揮します。」
参照URL:https://www.otsuka.co.jp/college/nutrients/vitamin-b6.html
ビタミンB6には、肝臓の余分な脂肪を防ぐ効果があります。
肝臓の脂肪を防ぐ効果から、健康だけでなく体重を落とせることが理解できます。
過食部分のさつまいも100gあたり、ビタミンB6は、0.28mgの摂取が可能です
1食に必要なビタミンB6が、0.35mgに対して、8割の摂取できます。
食物繊維の豊富さ
「糖質の吸収を穏やかにし、血糖値の急激な上昇を抑えてくれる働きがあるだけでなく、胆汁酸やコレステロールを吸着し体外に排泄します。大腸内で発酵・分解されると、ビフィズス菌などが増えて腸内環境がよくなり、整腸効果があります。」
参照URL:https://www.otsuka.co.jp/college/nutrients/fiber.html
食物繊維には腸を綺麗にする働きがあります。
腸内環境が良くなることで、便秘の改善がされます。
過食部分のさつまいも100gあたり、食物繊維は、2.3mgの摂取が可能です
1食に必要なビタミンCが、5.7mgに対して、8割の摂取できます。
焼き芋を食べ続けるデメリットは
先ほどまで、メリットについて紹介しましたが、デメリットもあります。
- カロリー量によるデメリット
- 糖質・糖度によるデメリット
- 食物繊維によるデメリット
大きく分けて3つに原因があります。
カロリー量のデメリット
焼き芋のカロリーは100gあたり、163kcalと高めです。
同じ重さの白飯(茶碗に軽くよそった程度)は、168kcalなので、差はありません。
焼かないさつま芋であれば、132kcalなのですが、焼くことで水分が消費されます。
そのため、 水分の量を足すことでカロリーが高くなってしまいます。
焼き芋一本当たり200~300gなため、単純計算で264~396kcalも摂取することがわかりました。
多くのカロリーを摂取できる男性でも、大きさ次第では10分の1以上のカロリーを摂取してしまう事実です。
他の食事を考え、明らかに問題になってしまう可能性があります。
私も小学生時代、一時期焼き芋がたくさんあったこともあり、食べていたら5㎏近く太った経験があるので、本当に注意が必要です。
一日あたり、焼き芋を半分程度(100~150g )であれば、毎日食べたとしてもカロリー計算が楽になります。
糖質・糖度によるデメリット
焼き芋って、甘いですよね?
その甘さから、食べ過ぎてしまう場合が多くあります。
特に焼き芋は、過剰摂取によって引き起る胃液の逆流による胸やけはとても危険な可能性があります。
最悪の場合、重度の食道炎となり、苦しむことになります。
その他にも虫歯やニキビが出る可能性も無視できません。
虫歯であれば、甘いものを食べた後に、しっかりとした対処をすることを心がけていればいいですが、常に行うのは難しいと思います。
1日の適量としては、焼き芋を半分にした量です。
もっと食べたいと考える方でも、1本以上を食べてしまうとあまり体に良くありません。
食物繊維によるデメリット
食物繊維を取りすぎてしまうことが、原因で腹痛、下痢などの可能性です。
メリット部分である食物繊維の腸への働きですが、そもそも食物繊維は消化しづらいです。
そのため、量を取りすぎてしまうと腸に負担がかかり腹痛や下痢などになる可能性が高くなります。
食べ過ぎなければ問題ありませんが、1日1本以上食べることを推奨しません。
まとめ
焼き芋は、適量を食べれば、食生活の改善ができます。
しかし、間違えてしまうと、大きく体調に影響がでます。
焼き芋を、正しい適量で食べていきましょう。