体にいいといわれているりんごを毎日食べる人もいますよね。
飼い主がりんごを食べているとりんごを欲しそうにしている犬や猫を見てあげたい…と思ったことはありませんか?
そもそも人間の食べ物をあげてもいいのか迷いますよね。
今回は犬や猫にりんごを与えても大丈夫?与える量や注意点なども紹介します。
この記事を読めば、飼い主と同じように犬や猫もりんごをおいしく食べられますよ。
それでは見ていきましょう!!
りんごを犬や猫に与えても大丈夫?
りんごを与えても特に害はないため、犬や猫にりんごを与えても大丈夫です。
飼い主が食べていると欲しそうにしているため、あげたいと思う人も多いはず。
与える量を調節していれば問題はありません。
りんごは百薬の長といわれているため、自分が飼っている犬や猫がいつまでも元気でいてほしいと思いますもんね。
ただし、ヨモギやブタクサ、スギのアレルギーを持つ子には、りんごをあげないようにしてください。
りんごを与えるのはいいですが、自分の犬や猫にアレルギーがないかどうか事前に調べてから与えるようにしてください。
りんごを犬や猫に与えるときはどうすればいい?
人間であれば丸かじりができたりしますが、犬や猫にりんごをあげる場合はどうすればいいのか悩みますよね。
犬と猫のりんごのあげ方が少し違いますので順番に紹介していきます。
犬
犬にりんごを与える場合は、犬が食べやすいように一口サイズにするなど細かく切って与えるようにしましょう。
犬には小型犬、中型犬、大型犬がいますが、さすがにどの種類の犬でもりんごをそのままあげるとのどに詰まらせてしまいます。
のどに詰まらせてしまうと病院に行かなければなりません。
せっかく健康にいいとされているのに病院に行く羽目になりますので、犬が食べやすい大きさに切ってから与えることが大事です。
また、りんごの種には中毒を犯す危険性があり、皮は消化に悪いためあげないほうがいいでしょう。
猫
猫にりんごを与える場合、すりおろしてあげるか、細かく小さくしてあげるようにしましょう。
なぜなら、猫は犬のように食べるときに歯で噛み砕くことができないからです。
りんごをのどにつまらせてしまう可能性もあるため、与える前にスライスするか、小さくしてあげると猫も食べやすいと思います。
りんごを与えるときにジュースやリンゴ酢にしてもいいの?
りんごをジュースやリンゴ酢にしてあげることも問題はありません。
ただし、リンゴジュースはカロリーや糖質が高いため、与える場合は少量にしてあげるといいでしょう。
市販のリンゴジュースのカロリーと糖質を表にしました。
リンゴジュース | |
カロリー | (100グラム当たり)44キロカロリー |
糖質 | (100ミリリットル当たり)12.3グラム |
上記の内訳表は市販のリンゴジュースになります。
犬や猫にとってはカロリーや糖質が高いため、ジュースを与える場合は市販のリンゴジュースではなく、家でリンゴジュースを作って与える方がいいでしょう。
また、リンゴ酢はあげても問題ないですが、犬や猫にとってはそれほどメリットもないためあげなくても大丈夫です。
犬や猫にりんごを与えるときの量はどのくらい?
犬の種類や猫によって与える量は変わってきます。
一つずつ詳しく紹介しますね。
超小型犬
体重が4㎏未満の犬種ですが、りんごの量は10gから20g程度にしましょう。
小さじのスプーン2分の1の量ですね。
体重が少ないうえ、ドックフードも100gから200gで栄養が足りていますので、りんごも少量で大丈夫です。
小型犬
体重が10㎏以下の犬種は、りんごを6分の1サイズにカットしてあげてその1切れをあげてください。
ドックフード以外の食べ物は30gから50g与えられます。
りんご以外に与えるものがあれば、りんごの量を減らす必要がありますので量を調節してあげてください。
中型犬
体重25㎏以下の犬種の犬は、りんごを6分の1にカットしてあげてそのうちのりんご2切れ程度の量になります。
グラム数で表すと50gから100gのりんごを食べることができます。
体重に任せてたくさんあげすぎないように注意しましょう。
大型犬
25㎏以上の体重のある大型犬にあげるりんごの量は100g程度になります。
りんごを6分の1カットした3切れから4切れ程度与えることができます。
ただし、犬が大きいからといって与えすぎには注意しましょう。
猫
猫は大きくても小さくても与える量は小さじ1杯程度にしてあげましょう。
あくまでこれは目安のため、制限ではありません。
ですが、キャットフードで栄養は十分摂れているため、りんごを必要以上に与える必要もないため、猫が欲しがらなければ与えなくても大丈夫です。
犬や猫にりんごを与えるときの注意点
りんごをあげるときの注意点は以下の通りです。
- りんごの種は絶対にあげない
- 皮を欲しがる犬や猫の場合、細かく刻む
- りんごを丸ごとあげない
- 犬の場合は細かくし、猫の場合はすりおろしてあげる
一つずつ詳しく見ていきます。
りんごの種は絶対にあげない
りんごの種には、アミグダリンという成分があります。
アミグダリンは中毒性を引き起こす作用のもののためりんごを与える前に種を切り取ってあげるようにしましょう。
皮を欲しがる犬や猫の場合、細かく刻む
りんごの皮は犬や猫にとって消化しにくいため、与えないほうが得策です。
ですが、皮も欲しいという犬や猫の場合は、皮を細かく刻んで消化不良を起こさないように注意しながらあげるようにしてください。
りんごの皮には農薬がついているため、皮を完全に剥いた状態であげるのが1番安全ですね。
りんごを丸ごとあげない
犬や猫は大きい食べ物を食べるとのどに詰まらせてしまいます。
たとえゴールデンレトリバーやラブラドルレトリバーのような大型犬でもりんごを丸ごと食べるとのどに詰まりますので、丸ごとあげないでください。
りんごを与える場合は犬や猫に合わせて一口サイズに小さく切ってからあげてください。
りんごを与えるとき、犬の場合は細かくし、猫の場合はすりおろしてあげる
りんごは体にいいですが、犬や猫はフードで栄養が足りていますので無理に与える必要はありません。
ただし、犬や猫がりんごを食べても問題ありませんので、与える場合は犬は細かく切ってから、猫はすりおろしてジュース状にしてからあげましょう。
まとめ
今回は犬や猫にりんごを与えても大丈夫なのかについて紹介しました。
犬や猫にりんごを与える際は、
- 細かくして食べやすいサイズにする
- 体にいいからといって与えすぎない
- りんごの皮や種はあげない
- アレルギーがある犬や猫にはあげない
- リンゴジュースやリンゴ酢はあげてもいいが少量にする
りんごを与えるときは注意点を守ったうえで与えてください。
飼い主が食べていると近くに寄ってくる犬や猫もいますよね。
欲しそうにしているけどあげても大丈夫かな?と疑うこともあるでしょう。
りんごを与えるときは、この記事を参考にしていただければ幸いです。