パパッと入れるだけで料理の味を調えてくれる魔法の調味料『味の素』ですが、買いたし忘れて今から使いたいのにない!なんて事を経験したことがある人は多いと思います。(私もその一人です笑)
今回は味の素がない時に代用できる食材や調味料をいくつか紹介します。
代用品を使う時の気を付けるポイントや、代用できる無添加の食材も紹介しますので、是非チェックしてみてくださいね♪
味の素ってそもそも何?どんな味?

人間の感じる味覚は『甘味・酸味・塩味・苦味・うま味』の5つがあり、うま味とは昆布だしやかつおだしなど食材から抽出される料理の元となる味です。
うま味の代表的な調味料が『味の素』で、味の素の成分のほとんどは『グルタミン酸ナトリウム』です。
グルタミン酸ナトリウムの製造方法は、サトウキビを発酵させて作られており、味は昆布を直接舐めたようなまろやかなコクと程よい塩味が感じられます。
味の素の代用品のおすすめは昆布茶!
味の素の代用品で個人的に一番おすすめなのは『昆布茶』です。
昆布茶には昆布のほかに、シイタケやカツオなどうま味成分が豊富に含まれているため、料理に入れるとコクがあり奥深い味わいになります。
一方で、塩分も多量に含まれているので、昆布茶を使う場合は塩の量を控えめにしましょう。
昆布茶以外の味の素の代用品は?


味の素の代用品で昆布茶が良いのは分かったけど、常備している家って少なくない?
そうなんですよね…昆布茶が味の素より常備されている家って実際少ないと思います。
こちらでは、昆布茶以外にも味の素の代用ができる食材をまとめました。
味の素の代用品【うま味調味料】
味の素の代用品でおすすめの調味料は以下の通りです。
- 鶏がらスープの素
- いの一番
- ハイミー
- ほんだし
- 白だし
- 昆布だし・干し昆布
- コンソメ
鶏がらスープの素
鶏がらスープには、味の素の成分であるグルタミン酸が含まれており、入れてもガツンと主張する味ではない為中華以外の料理でも使いやすいです。
いの一番
いの一番の主成分は味の素と同じグルタミン酸で、しいたけやかつおのうま味がより引き立つ上品なうま味調味料です。
野菜や肉の入った鍋料理に使うのがおすすめですよ😊♪
ハイミー
ハイミーは味の素株式会社で製造されているうま味調味料です。
味の素と同じグルタミン酸が主になっており、昆布に加えてカツオやしいたけうま味も豊富に含まれています。
味の素を使うより高級感のある味付けになり、みそ汁や煮物などにおすすめの調味料ですが、値段が味の素の2倍くらいするので手に取るのにちょっと勇気が要りそうですね。
ほんだし
味の素株式会社から販売されているほんだしの主成分は、カツオのうま味であるイノシン酸です。
カツオの風味が強いので、味の素の代用で使う時は量に注意しましょう。
白だし
白だしはグルタミン酸やアミノ酸、塩が主な主成分で、カツオなどの魚介類やしいたけのうま味も含まれています。
白だしは液体のものが主流で料理のちょい足しに使いやすいですが、塩分が強いので健康が心配な人は量を気を付けましょう⚠
昆布だし・干し昆布
味の素の主成分であるグルタミン酸はこんぶのうま味なので、昆布の出汁や干し昆布からうま味を抽出するのもちょっとひと手間かかりますがおすすめです。
味に深みを出したいときはカツオやしいたけなどのうま味を少量足すと良いですよ♪
コンソメ
味の素の代用でコンソメもおすすめですが、ビーフも入っているのでどちらかというと洋風なうま味調味料です。
コンソメを入れるとコクと豊かな味わいが感じられますが、和風の場合薄味の料理に使うと主張が激しいので、鍋やにものなど味付けが濃い目の料理で使うようにしましょう。
味の素の代用品【無添加食材】
味の素の代用品で、おすすめの無添加食材は以下の通りです。
- チーズ
- じゃこ
- 干ししいたけ・干し昆布・鰹節
チーズ
チーズを代用で使うなら無添加のなるべく細かいものがおすすめです。
チーズを使うことで料理のコクが増し、深みのある味わいになるでしょう。
ちりめんじゃこ
ちりめんじゃこにはたんぱく質が含まれているので、料理のコクを出すのに使えますし、一度干してあるので塩気もあり日持ちもするので、味の素がない時の代用におすすめの食材です。
干ししいたけ・干し昆布・鰹節
味の素に入っているうま味成分と同じものが含まれているのでそのまま使っても良いですし、戻し汁を味の素の代わりとして使うのも料理の風味が良くなるのでお勧めです。
まとめ
調査してみて、身近な食材で味の素の代用が出来ることがわかりました。
代用品によっては味のクセが強いものもあり、料理によって向き不向きがあるので、好みでどの食材や調味料を使うか選んでみましょう。
味の素がない!という時にこの記事を参考に、料理に好みのコクや風味を付けてみてくださいね♪