暑い夏やお風呂上りに食べるソフトクリームやアイスクリームって美味しいですよね。
しかしソフトクリームもアイスクリームも同じ似たような商品なのに何で名前が違うの?と思いませんか?
そこで今回はソフトクリームとアイスクリームの違いについて調べてみました!
この記事を読めば「ソフトクリームとアイスクリームの違い」が詳しく分かります。
ソフトクリームとアイスクリームの違いは温度
ソフトクリームとアイスクリームは製品温度が違うのです。
アイスクリームは製造後マイナス30℃以下を急速に冷凍され、マイナス25℃~30℃で保管されます。
そして販売時にはマイナス18℃以下で販売されています。
一方ソフトクリームは、製品温度はマイナス5℃~マイナス7℃です。
アイスクリームのように固めて販売されず、そのままの状態でフリージングされています。
そして、この温度は2つの製品にとってベストで美味しい温度なのです。
なので大きな違いは温度にあります。
温度以外の違いは?
温度以外の違いだと、くちどけも違います。
ソフトクリームは食べたとき、柔らかくなめらかな口当たりですね。
アイスクリームは温度が低く保管されている分、ソフトクリームに比べると固くなめらかというよりかは、がっしりとした食べ応えのある感じではないでしょうか。
また、ドライブでソフトクリームを食べるのは定番ですね。
定番になった背景には、なめらかな口当たりで清々しい気分になり気分転換になるからではないでしょうか。
反対にお風呂上りに食べるのは、ソフトクリームではなくアイスクリームが定番ですよね。
その背景には固く、食べ応えがあり体温をじわじわと下げてくれるからではないでしょうか。
つまり食感、口当たりによっても違いはあると考えられます。
ソフトクリームは4つに分類される?
ソフトクリームは「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」「氷菓」の4種類を入っている成分によって分類されます。
今回は上記の4種類について紹介します。
- アイスクリーム・・・乳固形分と乳脂肪分が最も多く、コクがあり栄養的に◎
- アイスミルク・・・乳固形分と乳脂肪分はアイスクリームに比べて少ないが、牛乳と同じくらいの栄養がある。
- ラクトアイス・・・脂肪分が植物性脂肪分が多く使われているため、あっさりとした味
- 氷菓・・・シャーベット状のもの
以上の4つに分類されています。
ソフトクリームとアイスクリームの2種類でアイスは分類されていると思っていた人も少なくはないのではないでしょうか。
筆者はそう思っておりました...。
ジェラートはソフトクリームの中に分類されないの?
ジェラートもアイスクリームと一緒で冷たくて凍ったお菓子ですね。
しかし上記に書いてあるソフトクリームの中の4種類にジェラートという部類は入ってないですね。
そこでジェラートについても調べてみました。
ジェラートとは
そもそもジェラートとは何だ?と思う方もいると思うので簡単に説明します。
ジェラートはイタリア語でアイスクリームという意味とされています。
2500年前からあり、初期のジェラートは現在と異なり、氷に牛乳をかけたり、果物をかけたりして食べていたそうです。
現在はのジェラートは果汁や果肉をふんだんに使い、牛乳、砂糖を混ぜて凍らせたアイスクリームです。
ジェラートはアイスミルク!
ジェラートはイタリア語でアイスクリームと定義されていますが、日本のアイスクリームの成分とは異なっています。
日本のアイスクリームは乳脂肪分が8%以上のものがアイスクリームです。
しかし、ジェラートは乳脂肪分が4~8%とアイスクリームに比べて低くアイスクリームに分類されません。
したがって、乳脂肪分4~8%だとアイスミルクに分類されます。
また、ジェラートは、脂肪分が少ないのでアイスクリームよりヘルシーな食品でもあります。
まとめ
- ・ソフトクリームとアイスクリームの違いは温度
- ・ソフトクリームは4つに分類される
- ・ジェラートはアイスミルク
アイスクリームは一つの括りではなく、たくさんの種類がありそれぞれ栄養や製造工程が違う事が分かりました。
どの種類も口にする時が一番美味しいように作られています。
これを読んでソフトクリーム、アイスクリームの美味しさが倍増するのではないでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。