炭酸類や揚げ物の調味料として活躍する柑橘類の果物レモンは、体を綺麗にすると言われています。
しかし、レモンを食べ過ぎると危険なことはご存じでしょうか?
今回は、レモンを食べ過ぎると起きてしまう体の異変について、ご紹介いたします。
レモンを食べ過ぎるとどうなるのか
レモンを食べ過ぎると、腹痛や胃痛などの症状が現れる可能性があります。
その原因は、レモンのクエン酸やビタミンCなどを過剰に摂取することにあります。
どのような症状が発生するか紹介いたします。
ビタミンCの過剰摂取に引き起こる症状
「1日に10g以上摂ると、嘔吐、腹痛、下痢、頻尿、発疹が出ることがありますが、これらは一時的なもので過剰症ではありません。」
引用元:ビタミンC | 成分情報 | わかさの秘密
ビタミンCを過剰摂取してしまうと、嘔吐、腹痛、下痢、頻尿、発疹になる可能性が高いです。
そもそも、ビタミンCとは血管、皮膚の老化を防ぎ免疫力を高める働きを持っています。
適切な量を摂る場合には、問題ありませんが一定量を超えて摂取した際に、血液に変換できず小腸や肝臓に負担がかかり、嘔吐、腹痛、下痢、頻尿、発疹になってしまいます。
適切な量としては、12歳以上は1日100mgが推奨されており、レモン一個当たり約50mgのため、最大でも二個まで摂取可能な量です。
また、12歳未満は、取れるビタミンCの量は、多くともレモン一個分までとなります。
クエン酸の過剰摂取に引き起こる症状
「クエン酸は、酸性の成分のため、アルカリ性の汚れ落としに最適とされています。食品などに含まれている成分なので、体に害を及ぼすこともなく、安心して掃除道具として使用することができるとして古くから使用されてきました。」
引用元:クエン酸 | 成分情報 | わかさの秘密
クエン酸には、過剰に摂取すると歯を溶かしてしまう可能性があります。
クエン酸は、そこまで強くはありませんが酸性です。
一定以上の量が歯にかかると、酸によって溶けてしまいます。
しかし、レモン一個当たり約3gなため、一、二個程度であれば、問題ありません。
その他レモンを食べることで起きる症状
レモンを食べる際に気を付けるべきなのは、外国産のレモンの皮を食べてしまうことです。
国内産のレモンであれば、農薬は低いですが、外国産のレモンには大量の農薬が使用されています。
「レモンのはちみつ漬け」など皮まで食べれるようにする際には、日本産のレモンを使用するように気を付けましょう。
結論
レモンを食べる際には、一個、多くても二個までに止めておきましょう。
また、レモンと一緒に、水や別の食べ物を一緒に取ると、症状が起きにくくなります。
私のように、夏バテ対策にレモン五個分以上食べて、体調を崩してしまわないように気を付けましょう。
正しいレモンの摂取方法
レモンの正しい食べ方を、2つ紹介いたします。
はちみつレモン
一つ目は、「結論」でも説明した通り、はちみつレモンにすることです。
はちみつとレモンの相性が良く、美容や体の疲れなどにもよく、運動を続けている方や遅くまで仕事をしている方には、とても効果があります。
甘くて食べ過ぎてしまう可能性もあり、多く摂取しないようしましょう。
作るときの注意する点は、日本産のレモンを使用するといいです。
外国産のレモンでは、皮まで食べて体内に農薬が入ってしまう恐れがあります。
シャーベット
二つ目は、シャーベットです。
夏におすすめな食べ方で、夏バテ予防やレモンの賞味期限を引き延ばすこともできます。
シャーベットのため、冷たいものでお腹をこわさないよう、自然と食べ過ぎにストップがかかるかもしれませんね。
まとめ
適切な量を食べることで、健康に良い食生活を送れることがわかりました。
レモンは、適切な量を食べるように心がけ食生活を送っていきましょう。