カヌレはだいぶ前にちょっとしたブームとなり、最近またブームがじわじわきています。
以前のブームの時にはイマイチ定着しなかったカヌレですが、定着しなかった理由は食べ方がよくわからなかったせいかも?
気になるけど、手を出せなかったという方も多いのでは?
ということで、改めてカヌレの美味しい食べ方と、再ブームで注目の新しいカヌレとその食べ方を紹介します!
カヌレの美味しい食べ方
カヌレはフランスに昔からある焼菓子で、もともと素朴なお菓子です。
卵黄・バター・牛乳・小麦粉・砂糖などの基本的な材料に、ラム酒やバニラなどで香りを加え、あの独特な溝を作る型に入れて焼きます。
「外はカラメルでカリカリ、中はふんわりもっちり」を味わう甘いお菓子です。
このようなシンプルなカヌレは、そのまま食べてもいいですが、ひと工夫することでより美味しく食べられます。
カヌレの美味しい食べ方 その1「温める」
お店で購入したシンプルなカヌレはオーブントースターで温めると、カヌレ独特の外側のカリカリ感が焼きたてのときのように復活します。
温める時間は機種によって異なりますが、目安は3~5分で、焦がさないように注意してください。
焦げるのを防ぐために、アルミホイルで包むといいでしょう。
カヌレの美味しい食べ方 その2「冷やす」
逆にカヌレは冷蔵庫で冷やしても、美味しさがアップします。
甘さは少し弱くなりますが、その分スッキリと食べられ、しっとり感も増しますよ。
カヌレは意外と甘さが強いので、控えめな甘さが好みの方には「冷やす」のがおススメです。
冷蔵庫で冷やすときは、ビニール袋や背の高いタッパーなどに入れ、乾燥を防ぎましょう。
ここまで、以前からあるシンプルなカヌレの食べ方を紹介しましたが、次からは新しいカヌレとその食べ方を紹介します。
新しいカヌレとその食べ方は?
新しいカヌレのポイントは「半熟」、「ミニサイズ」、「映え」です。
まず一つ目の「半熟」ですが、しっとり柔らかな生地が特徴。
次に、クラシックなカヌレは結構大きく、ナイフで切ったり手でちぎる必要がありましたが、今は食べやすく、つまめる「ミニサイズ」というのが傾向になってきています。
そしてSNS全盛期の今、デザイン性の高いカヌレが多数登場し、バリエーションが豊富になっていて、「映え」は欠かせないポイントです。
最近は、大都市だけではなく、地方でもカヌレ専門店ができ、個性的なカヌレがたくさん生まれています。
そんな進化系のカヌレと新しい食べ方を提案しているお店を、ツイッターとインスタグラムからいくつか紹介しますね。
進化系カヌレとその食べ方を提案しているお店
兵庫 『Daniel(ダニエル)』
芦屋にあるお店で、第2次カヌレブームの火付け役とも言われています。
フォトジェニックなカヌレたち!
こちらはオンラインでも購入可能です。
大阪 『カヌレ堂 CANELÉ du JAPON』
日本の四季の味をカヌレで表現しているお店です。
新潟 『Canele de CHIANTI(カヌレドキャンティ)』
バリエーションが最大18種類ということで、迷っちゃいますね。
こちらは楽天でもお取り寄せできます。
福岡 『LA SOEUR(ラ・スール)』
福岡発のお店ですが、現在は大阪梅田の阪神、東京新宿の小田急にも店舗を展開しています。
特に右上の写真の、底をくり抜いて濃厚なクリームを入れた「生カヌレ」は食べ方も斬新ですよね。
京都 『here』
こちらは、コーヒーとカヌレのお店です。
コーヒーにカヌレを浸したり、アイスと合わせたり、カヌレの新しい食べ方を提案しています。
カヌレの通販もありますよ。
まとめ
ここまで、シンプルなカヌレの美味しい食べ方と新しいカヌレの形をまとめてきました。
昔からあるフランスの素朴な焼菓子が、食べやすく美しく進化していて驚きますね。
まだ食べたことがない方も食べたことがある方も、シンプルなものから新形態まで、今回の食べ方を参考にして、ぜひトライしてみてください。