秋に食べるとより美味しく感じる焼き芋ですが、実際に自分で作る時、焼き加減で失敗すること多くないですか?
味もお店で売られているように作れない方が多いはずです。
今回の記事では、焼き芋の美味しい焼き方について紹介していきます。
焼き芋を美味しく焼くには〇〇だけ
焼き芋の美味しい焼き方それは、特に何もせずオーブンやトースターで焼くだけです。
本当にと、思う方は多いと思いますが、それには理由があります。
まず初めに、焼き芋は何故甘いのかについて説明いたします。
さつま芋の甘さの秘密
「焼きいもが甘くなるのは、さつまいもに含まれるβーアミラーゼという消化酵素が、加熱されて糊化したでん粉に作用して麦芽糖という甘味成分を生成するためです。」
「この温度が概ね70℃前後ですから、この温度帯をいかに長く保持するかが、甘くておいしい焼きいもづくりのポイントになる訳です。」
引用元:Q 焼きいもが甘いのはなぜですか? | 日本いも類研究会
さつま芋(焼き芋)が甘くなる理由は、さつま芋に含まれているβーアミラーゼという消化酵素が、加熱さることで糊化(加熱などによって、デンプンが水を吸って糊のり状になることを指します)したでん粉に作用して、麦芽糖という甘味成分を生成する働きがあるからです。
この効果により、甘い焼き芋が作られます。
焼き芋を作る時は、70℃前後を意識して焼くと甘さが良いとされます。
自宅でやる焼き芋を作る際にはアルミホイルをまいたりしていましたが、幼少期に見かけた八百屋さんや焼き芋屋さんは、そのままさつま芋を焼いていた理由が、この時はっきりと理解できました。
そもそも何故アルミホイルを使われていたのか
焼き芋を作る際には、さつま芋を洗うだけで、オーブンやトースターに入れば、美味しく焼けるはずが、何故アルミホイルを巻いて焼くのか?
いくつか理由はありましたが、一番の理由としてさつま芋が焦げるのを防ぐためです。
火に直接当てた場合、表面が焦げすぎてしまう可能性があります。
そのため、火の調節が難しいと感じる多くの方は、アルミホイルを使っていました。
しかし近年では火の調節がしやすいオーブンやトースターが増えているので、素人の方でもアルミホイルを巻かずに焦がすことなく美味しい焼き芋を作ることができます。
焼き芋の美味しい焼き方
焼き芋を美味しく焼く手順は、至ってシンプルです。
- 洗ったさつま芋を、オーブントースターに入れて15分ほど焼く。
- 「1.」の後に、さつま芋の向きを変えて更に、10分焼く(焼けていないなら更に時間を追加する)
- 焼き終えたら、完成。
と、とても簡単な手順です。
まとめ
美味しい焼き芋はオーブントースターにそのままさつまいもを入れて焼く、さらに向きを変えて焼くといたって簡単に作ることができます。
ご自宅で作る時は、この記事を参考に美味しい焼き芋作りにチャレンジしてみてください。