私たちが生まれる前から販売されているビスコ。
ビスコのパッケージは赤いパッケージが目を引きますよね。
そして、ビスコと言ったら男の子ですね。
ビスコを手にもって微笑んでいる男の子のイラストです。
この男の子って誰なんだろう?モデルがいるのかな?と一度は思ったことがある人も少なくないはずです。
そこで今回はビスコの男の子のモデルはいるのかについて調べてみました!
この記事を読めばビスコについて詳しくなれますよ!
ビスコの男の子のモデルはいない
ビスコのパッケージの男の子通称「ビスコ坊や」のモデルはいません。
これはグリコの公式サイトにも載っています。
昭和8年発売当時の画家に色々デザインを描いてもらい、その中から選んだ1枚なんです。
モデルはいませんが、創業者である江崎利一氏の知人がドイツから持ち帰ったポスターを日本風に描き変えたとされています。
そのポスターのイラストは、お菓子を口にして頬を膨らませていたそうなんです。
なのでポスターを日本風に描き替え、頬の膨らみとえくぼ、目元の3点で「美味しさ」と「親しみ」を出すことを重視し男の子が誕生しました。
ビスコ坊やの歴史
ビスコの男の子はのイラストは発売当初から5回変わっています。
初代ビスコ坊やは1933年に誕生しました。
この時は、横からのアングルで頬が膨らみ目元が微笑んでビスコを食べているイラストが白黒で描かれています。
また髪型は短髪です。
2代目ビスコ坊やは1951年にリニューアルされました。
2代目は、初代に比べるとイラストがカラーになったのと、髪型が七三分けになりました。
カラーになったのでビスコ坊やの表情も初代と比べると分かりやすくなりました。
3代目は1956年にリニューアルされ、今まで横からのアングルが正面を向いたイラストになりました。
髪の毛も七三分けから少し伸びて前髪がアーチ型になっています。
イラストも現在のビスコ坊やに近づいてきていますね。
4代目は1982年になります。
この時から、口にほおばるではなく、笑顔で歯が見えているイラストに変わっています。
そして現在のイラスト5代目は2005年に変わりました。
2005年からは髪型が見直され、前髪がぱっつんヘアから今風の伸びた感じに変更されました。
また、輪郭もシュッとしてスッキリとしたビスコ坊やの印象ですね。
ビスコの歴史
ビスコ坊やの歴史が分かったところで、ビスコ本体の歴史も見ていこうと思います。
ビスコの由来
ビスコは1993年昭和8年に誕生しました。
クリームには乳酸菌が入っています。
理由は当時栄養が少なかった時代であり、栄養効果がある「酵母」に注目したからだそうです。
名前の由来は「酵母ビスケット」の略「コービス」を逆にした「ビスコ」からなるそうです。
リニューアルは2回!
ビスコは発売から現在まで実は2回リニューアルされているんです!
1回目は1979年に固かった生地を軽めの生地に変更し、酸味のあるレモン味のクリームに隠し味としてイチゴ味をプラスしました。
また、栄養面もビタミン、カルシウム、乳酸菌を強化しました。
このリニューアルは子供を持つお母さんの意見や実際に食べる子供からの意見に応えてリニューアルしたみたいですよ。
実際に食べている人の意見に耳を傾けてくれて改良してくれるなんて嬉しい+更にファンになりますよね!
そして2回目のリニューアルは2005年!ビスコ坊やも変わった年ですね。
この年は大リニューアルだったのです。
ビスケットの油を見直し、口どけ感をアップ!
クリームを20%増量するためにビスケットを薄く!よって更にクリーミー濃厚に!
栄養面からは乳酸菌が4千個から1億個に増加!
と更なる進化を遂げたビスコになりました。
まとめ
- ビスコの男の子のモデルはいない
- ビスコの男の子はドイツのポスターを日本風に描き変えたことで誕生
- ビスコの男の子は今までに5回モデルチェンジ
- ビスコは今までに2回リニューアルされている
ビスコの男の子のモデルは存在しないということが分かりました。
しかし何度も男の子をモデルチェンジすることで長年愛され、「ビスコ坊や」と親しまれているのではないでしょうか。
そしてビスコ坊やだけでなく、ビスコ自体も長く愛され、親しまれるように味や栄養面をリニューアルし進化を遂げています。
これからも多くの人に親しまれるビスコ坊やとビスコであって欲しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!